アレルギーってなんだろう?
以前から時々「アレルギーってなに?」と子ども達に質問されることがあり、
なかなか上手に伝えるのも難しくもどかしい思いをしていました。
今回、ひまわり組・そら組・たいよう組(3~5歳児クラス)の子ども達に向けて、
“アレルギーってなんだろう?”というお話をすることに。
まずは子ども達自身がアレルギーについて知っていることはないか聞いてみると
「食べるとかゆくなる」「ブツブツがでる」「赤くなる」など教えてくれ、
クラスのお友だちの中にもアレルギー疾患を持つ子がいるためある程度理解している様子でした。
絵本の「アレルギーってなんだろう?」(著:WILLこども知育研究所)を読み、
アレルギーのしくみや花粉症、気管支喘息、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎について説明。
また、イラストを使用して、好き嫌いとアレルギーは違うこと、
好きなものでも突然アレルギーを発症してしまうこともあると職員の例を交えて伝えました。
アレルギーの症状も人によって様々で、治る人も治らない人もいて、
お医者さんに診てもらいながら食べる量を増やしていく場合があることなども説明。
アレルギーについて色々質問すると、たくさんの手があがり、
難しい内容でも積極的に話を聞いてくれている姿に成長を感じました。
最後に、アレルギーのことを知ったうえで自分たちにできることは何か?
保育園でのお約束事を3つお願いしました。
1.食べた後も手を洗う
2.食べ物の交換はしない
3.何かあれば大人を呼ぶ
たいよう組(5歳児クラス)のお姉さん達も一緒に大きな声で発表してくれ、
とても頼もしかったです。
今回アレルギーを持つ子へ配慮し、もし自分がアレルギーを発症した場合に備えられるよう
保育園でできることを伝えましたが、普段の保育の中から伝え続けていきたいと思います。