体といのちのお話
驚くほどのスピードで日々大きく成長していく子ども達ですが、
今日はその大きくなっていく自分達の体がどんなふうにできているのか?
3歳児クラスには食べ物がうんちになるまでのお話と、
4、5歳児クラスには“いのち”について一緒に考えるというテーマで
話し合ってみました。
まずは体の表面、骨、内臓をそれぞれパズルにして
組み立ててもらうところからスタート。
悩みながらも、みんなほとんど間違わずに
パズルを完成させることができました。
パズルを作りながら、「この骨はどんな骨かな?」
「この内臓は何をしているのかな?」と聞いてみると
次々に意見が飛び出し感心しきりでした。
3歳児クラスのうんちの話では、
「たべもののたび」(作:かこさとし)という絵本で
食べ物が口から入りうんちやおしっことして出てくるまでを見てもらい、
うんちの模型を使って今日はどんなうんちが出たのか教えてもらいました。
また、イラストの表を使ってどんなうんちが良いうんちか、
お腹の病気が心配なうんちはどんなうんちかを考えてもらいました。
質問に対してユニークな意見や、
割れんばかりの「はい!はーい!」の挙手の声が響きました✨
一方、4・5歳児クラスの“いのち”の話では、
内臓模型に胎児を重ねると「赤ちゃん!」と嬉しそうな表情に。
お腹の中でどのくらいの期間かけて赤ちゃんは大きくなるか聞いてみると
「1日?」「4時間?」という回答や、
正反対の「1年?」というほぼ正解の意見も。
約10か月かけて赤ちゃんは大きくなり生まれてくることを伝えると、
「〇〇ちゃんの妹もそうだった!」と教えてくれる子もいました。
先生たちも子ども達も、みんながお母さんのお腹の中で大事にされて
大きくなったこと、その大事な“いのち”はひとつしかないということを
交通事故のお話などから一緒に考えました。
ゲームのようにリセットできないこと、
死んでしまうってどういうことだろう?と
子ども達と話す中でいのちについて
真剣に考えてくれている表情が見られました。
最後には子ども達の今の身長と、
生まれた時の身長がわかる毛糸で編み込んだ紐をプレゼント。
こんなに小さい赤ちゃんが今はこんなに大きくなったこと、
とても大事にされてきたからこそ、
自分も周りの人も大切にしていこうねとお話しました😊
今回の話し合いが子ども達のこれからの人生で“いのち”について
考えていくきっかけになればと思います。