すくすく育つ ~自己肯定感③~
園長
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日本人は、世界で見ても自己肯定感の低い国民性であると言われています。
『うちの子は自己肯定感は高いのかしら?低いのかしら?』
と思われた時、次の3つでチェックしてみましょう。
当てはまるものがあればあるほど低いと考えていいと思います。
①人の目をとても気にする
②怒られると(叱られると)必要以上に落ち込む
③挑戦することを嫌がる(新しいことに挑戦したがらない)
①は自分で決められない、自信の無さの表れですね。
②は大泣きしてもその後、また同じことをして叱られるような子は大丈夫。
時々、翌日までひきずってしまう子を見かけます。
子ども(乳幼児)は、本来3つの「坊」と言われます。
「聞かん坊」「甘えん坊」「忘れん坊」
そんな「忘れん坊」であるはずの子どもが翌日まで叱られたことを
ひきずっているようならちょっと心配です。
③は心当たりがある方はいちばん多いのではないでしょうか。
靴・衣類など自分で着脱しようとしないなども典型ですね。
させようとすると泣く、怒るは「できないのに!」とのアピール。
失敗してもいいからチャレンジしない、やってみようという気持ちになれない。
「引っ込み思案なだけ」「内気なので」「私も小さい時はそうだったし」と
思いたくなるでしょうが、ではなぜ「引っ込み思案」「内気」なのか?
原因はどこにあるのか?
原因がわかると、克服できそうですね。(次回に続く)