園日記

花粉症にご注意を!!

全クラス

 

●子どもの花粉症について●
原因:アレルギー体質と関係があり、2~3歳で花粉症にかかる子どもが増えてきています
   原因となるのはスギ、ヒノキ、カモガヤ、イネ、ブタクサ、ヨモギ、セイタカアワダチソウ等です。

特徴:治療せずに放置すると、他の病気や、アレルギーも起こしやすくなります
   食物アレルギー等と違って、成長とともに治るということは期待できません
   子どもは自分から症状を訴えることが難しいため、保護者が気づいてあげることが大切です。

 

●花粉症が疑われる症状と特徴●
①症状の出方があいまい
 くしゃみ、鼻水のような典型的な症状ではなく、鼻をすする、鼻づまりだけ、目や鼻をかゆがったりする、目の充血、涙が出るなど症状があいまいです
②ほかの病気も起こしやすい
 花粉症が中耳炎や難聴を招くことがあり、副鼻腔炎の引き金になったり、それらの治りを悪くすることがあります。

 

●診断・治療●
 最近では病院によって、低年齢の子どもでも簡単に受けられる採血検査もでてきています。かかりつけの耳鼻科や小児科に相談してみましょう。

①抗アレルギー薬を服用
 症状が出る前から薬を飲み始める初期治療が大切です。子どもも飲みやすいシロップ薬もあります。
②こまめに吸引や吸入をし、日頃から鼻粘膜の状態を良くしておきましょう。
③マスクを着ける
 子どもが嫌がってもマスクの着用を習慣づけることで、体内への花粉の侵入を防ぎ、症状を緩和することができます。

※この他にも年齢が上がるにつれて治療方法は増えていくため、かかりつけの病院にご相談ください。
※参考:もろほし耳鼻咽喉科ホームページ

 

●お家でできるケア●
 身の回りからアレルギー症状の原因となる物を取り除きましょう
  ⇒花粉が多い日の外出や、ほこりの多い場所へ行くのは控えましょう。
  ⇒頻繁に掃除機をかけて、ほこりやダニを吸い取りましょう。

 

 1月中や、2月の早いうちの受診が花粉症発症の予防に重要です。花粉症などの対策をしながらこの冬を健康に、楽しく過ごしましょう!

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