11月8日は、いい歯の日。
『いい歯の日』は「11(いい) 8(歯)」の語呂合わせをもとに、1993(平成5)年に、日本歯科医師会によって制定されました。これは「8020運動」の一環で、いつまでも美味しく楽しく食事をとるために、80歳になっても自分の歯を20本以上保つことを目標としています。
GreenHouse新大阪園では先月に歯科健診を実施し、子ども達は少し怖がりながらも「カバさんのお口するよ、あーん!」の声かけと共に、大きく口を開けて頑張っていました。2~3歳児の中には、乳歯20本すべて生えそろっている子どももいましたよ!
今回は『いい歯の日』にちなんでお家でできる歯のケアについてご紹介します。
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〇歯が生えていない場合
この時期は口の中を唾液がきれいにしてくれるため、そうじは必要ありませんが、湯ざましなど飲ませると口の中がよりきれいになります。
⇒今後歯磨きへスムーズに移るためにも、スキンシップの一環として口のまわりを触る、指で歯茎を触るなどして準備をしておきましょう。
〇前歯が生えてきたら(下の歯)
離乳食の後に湯ざましを飲ませ、ガーゼみがき(少ししめらせたガーゼを指に巻き表面をはさむように拭く)をしてあげましょう。
⇒歯ブラシの感触に慣れるため、歯ブラシで『カミカミ遊び』をするのも良いでしょう。
〇前歯が生えてきたら(上の歯)
上の歯は唾液が届きにくく、汚れが自然には落ちにくい場所です。この時期にはそろそろ歯ブラシを使って1日1回、機嫌の良い時に手早くみがきあげましょう。口の中は敏感なところでもあり嫌がる子も多いため、優しくみがいてあげましょう。
⇒哺乳瓶で甘味飲料(スポーツドリンクも含む)は飲まないようにしましょう。
⇒歯ブラシはヘッドが小さくやや柔らかいものを選ぶようにしましょう。
〇奥歯が生えてきたら(1歳頃)
奥歯は噛む面に溝があり汚れがたまりやすく、一度ついた汚れは自然にはとれません。歯ブラシによるそうじが必要で、1日1回、できれば寝る前にみがく習慣をつけていきましょう。
⇒親や兄姉など家族みんながみがくところを見せると習慣化しやすいです。
⇒短時間で手際よくみがいてあげましょう
⇒甘味飲料やお菓子類はまだ与えない方が良いでしょう
〇奥歯が生えてきたら(1歳半以降)
乳歯の奥歯が上下に噛み合うようになり、乳犬歯も生えてきます。食べられるものが増え、お菓子などを食べだすと歯の汚れも増えます。寝る前の歯みがきの際、みがく姿勢やみがき方などその子に合わせ工夫しながら習慣化していきましょう。
⇒自分でみがきたがればその意欲を尊重し、仕上げみがきをしてあげましょう。
⇒歯ブラシはヘッドが小さく毛が短めのものが使用しやすいでしょう。
〇乳歯が20本生えそろったら(3歳以降)
この時期からは子どもが自分自身でみがく習慣をつけていくことが大切です。練習しながら少しずつ自分できれいにできる本数や範囲を増やしていきましょう。
⇒まずは「イー」の口で前歯をみがくことから始め、次は「アーン」の口で下の歯や奥歯をみがいていきましょう。
☆歯磨き剤について
お子さんが興味を持てば使ってみるのも一つの方法ですね。
ポイント
・たくさんの量を付けすぎないこと
・フッ素入りのものを選ぶこと
・子ども用を選ぶこと
・いくつか種類を用意すること(イヤイヤ期などには違う味のものを2種類ほど用意し、歯みがきの際に自分で好きな方を選ばせることで歯みがきをスムーズに始められることもあります)
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また定期的に歯科を受診し、子どもが歯科に慣れていくことも歯の健康への近道だともいわれています。GreenHouse新大阪園では1年に1回歯科健診を実施していますが、是非お家でも毎日歯のケアをしてみましょう☆